かみ合わない日常(永遠に暫定)

やってくるこの毎日が、人生だと知っていたら!

土曜日的光景

久々に割りといい天気となった本日。
陽気に誘われるように(頼まれてた内職を届けに行くのが主目的だけど)電車に乗って出かける。

用事だけ済ませて、ささっと帰って来るのがアホらしくなり。
券面変更して、琴似までにして。
敢えて、途中で快速に乗り換えたりせずに車内の光景を堪能する。
…というほど、美少女がいたりしたわけでもないけど。

久々に降り立つ琴似。
オフ以来だから、9ヶ月くらいか。
すっかり、改装工事が進んでいて。びっくりですよ。
全面ガラス張りなの。眩しい。
目を細めながら、琴似大通を山の手方面に。
どことなく、街の雰囲気が変わった気がする。
あの独特の、猥雑な感じが色褪せた感じで。すこし、残念な気分になりつつも。

某S君と邂逅できないかなぁ・・・と、某山の手の病院に足を踏み入れる。
様々な思いが交錯しつつ、やっぱり否定的な感情のほうが強い。
次第に居たたまれない気分になり、再会は果たせぬままに。
山の手通からバスに乗り、西28丁目駅まで。
東西線で大通まで出て、地下街を放蕩。支部長的目的の無さを抱えつつ、ふらふらと紀伊国屋(地下)に。

もう明らかに、水っぽいお仕事であろう女性が
「ホストのお仕事」とかそんな感じの本を抱えつつ、女性向エッセイ集のコーナーを物色してた。
なんというか、無意味に前向きな生き方を教唆する一連の本がある辺りを。
少し、感動しました。

地上に上がり、上の紀伊国屋で哲学書を物色するも、意欲の減退は否めない。
ていうかだね。最近の新刊って、無理矢理感動させましょう的な、一種暴力思想とも云える本ばかりで、買うに値しない。
辟易した気分のまま、大通公園に。
夏の大通公園。今日から、さっぽろ夏祭り。ビアガーデン出るんだけど、こう寒いとあまり捌けないでしょうよ。

3丁目の噴水の前辺りで、ベンチに腰掛けてまったりと。
ああ、ほんのり幸せな気分。
鳩に餌やる(もちろん、とうきびワゴンで買ったのを)観光客。
存外、外国人の方が多い。W杯以来、札幌も国際化したのかしら。
噴水の前で戯れる幼児。諭す親。ベンチで瞑想している老人。

土曜日的な光景です。ああ、いつまでも終わらないような、夏休みの始まりの日に。
ボクは目を閉じて、若者二人が演奏する「春夏秋冬」を聴くのです。

はい。おまけ。
<img src=http://tokyo.cool.ne.jp/ritalin/sh0042.jpg>
露出が後ろにあってますね。面倒なので、補正なし。
(と)