かみ合わない日常(永遠に暫定)

やってくるこの毎日が、人生だと知っていたら!

まだ痛い

妹から電話が来た。
息子の児童クラブの帰りだそうだ。
いつもは自閉症児のための教室に通っているが、久し振りに普通の子のクラブに行ったらしい。
自閉症児のクラスでは比較的軽症の甥っ子は、
「この子は普通じゃない?!」
と思うぐらいに成長が見られたのが、普通のクラスでは
「すごく浮いてる!!(泣)」
と、分かったそうである。
あいさつひとつ満足に出来ず、かといって自ら「自閉症なんです。」と断りも入れられず、
顔も上げられなくて周りのお母さん達の顔もろくすっぽ覚えてないそうである。
「自分の恥ずかしいことは我慢できるけど、子供のことは親のしつけが悪いと誤解される。
みんなに迷惑もかけてしまう。」

そういう妹も、母に
「おまえの授業参観に行くのが恥ずかしかった。」
と、いまだに言われる。
勉強が出来ないだけでなく、忘れ物をする表グラフが飾ってあり、妹は常にトップだった。
「あのときのお母さんの気持ちがよくわかったぁ〜」
と、妹。
歴史は繰り返す。がんばれ妹。でも、妹は立ち直りが早いのでもう元気だろう。

       ちゃこ