かみ合わない日常(永遠に暫定)

やってくるこの毎日が、人生だと知っていたら!

恵み野系少女

もう、ぐったりですよ。
起きたら、昼の2時。阪神戦をチラッと見て、出かける。
借りていた車を返す為。車検近いので。
幸い?誰も居なかったので、とっとと逃げる。
うら寂しい駅前通を進み、快速が停まるようになった駅から、衝動的に札幌へと向かう。

26分後。
南口を出ると、JRタワーの囲いが無くなった駅前はすっかり印象が変わってしまった。
パチモノの新宿的光景。
大通公園を横切り、電車通りで右に曲がり、ふらふらとさまよいながら、ピヴォに。
妙に狭いエスカレータを上がると、ナゼか皆、無印良品の紙袋をぶら下げている。
一体、何があったんだろう。

タワレに。
おにんこ「なぞなぞ」を買う。まだ聴いてませんけど。
ちょっと下がって、ピヴォブックセンターに。
この本屋、品揃えが私好みでナイス。
食指が動きそうな本が数ありましたが、とりあえず2冊。
「アノニマス ネットを匿名で漂う人々」 渋井哲也
「カイン」 中島義道
 
帰り。
疲れた体を休める事の出来ない、お見合い電車。
足を開いて座っている少女。見上げると。
結構可愛いし。しかも、北星女子の制服。
本を読む目線が、時々少女に向かう。目が逢うと、ちょっと照れくさくなる。
電車は恵み野で停まり、少女は降りていく。襟の2つの星を翻しながら。
窓ガラスに映る、もう若くは無いボクの顔に。
少しだけ、笑みがこぼれる。

明日からも、ガンバロっ。

(と)