とある貯蔵施設は、毎日、舞い上がる粉との格闘です
コンソールの前で、「昨日、北斗の拳でさぁ」などと与太話を出来るのは天上人
我々小間使いは、コールボーイとして、上から降り注ぐ様々な指令をこなしていくのみです
今日は、オレンジ色の粉の受け入れ。
コンテナを開けると共に降り注ぐオレンジ色の粉は、我々の感覚器官にクロスカウンター。
一日中粉にまみれていると、まるで自分がハムスターになったかのような気分になります
上から降り注ぐ餌を、くるくるかき集めて、集めて。
轟音をたてるコンベヤの下では、何も聞こえず。
(と)