かみ合わない日常(永遠に暫定)

やってくるこの毎日が、人生だと知っていたら!

美しい

人体の不思議展」に行ってきた。
献体された標本が、ポーズをとり、皮をむかれ、内臓むき出し、輪切りにされて展示されている。
見たかったのよ。
お金に余裕がないといって渋る夫を説得して何とか見れた。
明るい会場に、5時過ぎてもたくさんの人。

燻製の鶏肉のような感じ。
動脈は思ったよりも太く、脳は小さく感じられる。
血管の標本は珊瑚のように美しい。
胎児が3ヶ月から順に並べられている。
陰茎と玉?が皮をむかれて筋肉からそのままぶらさがっている。
女性器もそのままごろんとおかれている。
タバコを吸っていた肺は真っ黒だ。
目の玉は義眼だろうけど、その上のまつ毛は残っている。
最後に手で脳の重さを確かめる。
約1.3kg、重量感あるなぁ。
さわってもいい人体標本を触りまくる。
腸もむきだし、むにむにと。
献体された方に感謝、感謝。

         ちゃこ