かみ合わない日常(永遠に暫定)

やってくるこの毎日が、人生だと知っていたら!

それがセオリー

朝―すでに昼前ですが―相手に連絡して、ディーラーに行く
パッと見、どこも損傷なさそうですからね、でも一応確認しなきゃ、と
見るなり、
「あー、バンパーのチリがずれてますね」
さすが、プロだね。

奇跡的に、取り付け位置がずれただけで割れは入っていないので
・バンパーとスポイラーの取り外し、再取り付け
・再塗装
・ナンバープレート交換
程度で済むんですが・・・
相手が保険使いたくないというから、加害者(の親)との交渉ですよ

「見たところ、塗装が剥げているわけじゃなさそうですね」
「まぁ、コレが自損事故なら、コンパウンドで済ませるレベルかな」
「こうしませんか。塗装はヤメにして、その代わり、とりすさんにある程度の包金をお渡しする、ということで」
「…ええ、構いませんよ」

こうして、三方が丸く収まる解決策
・最小限の修理のみ
・修理代はディーラーに直接支払い、プラス包金
・にて、手打ちにする

別にケガしたわけでもないですからね。長引かせるのは得策じゃないですし
つーか、当事者のガキはさっきから、
「済みませんでした」
しか云ってないだろ。もうちっと、しっかりしてくれよ。

入庫の予約をしてから、髪を切りにいき、そのまま札幌に。丸井さん、一条館
正規店のセオリーは、ガラの悪そうな店員が徘徊していて感じ悪い
店に入って2分も経たずに退出。初めっから、アウトレットに行けばよかったかもね
クラクラしながら、プレッソを転がします。道央道で危うく死ぬところだったのはナイショ

「あのー、カーディガンとか、置いてなかったですかね」
…店頭に並んでいないものを倉庫から引っ張り出させるようになってこそ、やっと客ですかね
「コレ、カシミヤなんですよぅ。肌触りいいでしょ?」
「確かに・・・肌触りもいいけど、値段もいいねw」
「寒くなってきましたし、暖かいですよー。買っちゃいましょう」
衝撃で脳がやられているのか、
「買おうかな」
「ありがとうございます♪」
女店員は恭しくそれをレジへともって行きます

「他にご入用はありましたか」アク抜きした内野聖陽的な店員。
「このジャケットも、いいよねぇ」
「ツイードになってるんですが、すっごくラインもキレイで、オシャレですよ」
試着。イイよ、コレ。値段もやっぱりいいけれど。
「あー、さっきのカーデはヤメにして、こっちにしますわ」

女店員の笑顔は、微妙に引きつっていたかも

(と)