かみ合わない日常(永遠に暫定)

やってくるこの毎日が、人生だと知っていたら!

on job

仕事が終わり、現場から上がって事務所で日報を書く
なんと、殆ど現場で仕事をしている(全てといってもいい)僕らにも、事務所に机があり
朝の打ち合わせか、メシ時か、帰りのその時間くらいしか顔を出さない場所

金曜の夜、上司は会議中
図らずも、若手4人が事務所に介し
現場でチームに分かれて仕事をしていると、意外と若手が固まって話をする時間はなく

「どうです、仕事には慣れましたか」
「どうだろ・・・自信がないから、不安も消えないわ」
「後は、場数をこなすだけだから、一人でガンガンやってってよ」
「でもさ、今日教わった仕事を、明日も続けて出来るコトって、少ないじゃない
だから、大まかな手順を覚えても、いざ一人で遣れってなると・・・細部に忘れてる部分があるというか」
「だから、その場でメモを取ればいいんですよ。俺、教えるのヘタだし」

「実際、人手が少ない中で日々の定常業務はやらなきゃならないわけでしょ
ゆっくり、手順を反芻する時間とか、系統立てて訓練できる時間は、なかなか取れないのが現実だよね」
「それにしたって、あなたは人の話をキチンと聞いていない。何回も云ってるんだからさ、いい加減覚えてよ」

「一人前に仕事をできるようになって、『余人を持って変え難い』
人材になったらところで、賃上げ交渉すればいいんだよ。切るに切れないから」
「出来るのかなぁ、俺に」
「やってよ、頼むから。もう、時間はあんまりないんだよ。実際」

…そう、新年度からは、新卒の若いコが、2人増員されるのだ

(と)