かみ合わない日常(永遠に暫定)

やってくるこの毎日が、人生だと知っていたら!

ごーごーゆうばり(1)

「暇人の証」もいまだ完結してないのに(最終回は時宜を見て書きます)
また連載モノですか・・・とか、誰も期待してないチラシの裏

さて、昨日から始まりました「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭
平日ですが。ボクは、この時のために伝家の宝刀を隠し持っていました
折りしも、仕事が究極的にヒマヒマで、早退上等。
出社するなり、開口一番「帰るわ」
当然、相方のワカゾー君は額面通りボクのジョークを受け取ってくれず
「帰らせませんよ」
「そう・・・なら、早退だね」

いつもの5倍のスピードで業務を片付けると、正午をはるか前にしてすることがなくなり
「帰っていいッスか」
「まぁ、いいですよ。どうせヒマだし」
2時間職場で粘って、お昼のチャイムが鳴るなりB-Dashで逃げ出すと、
夕張へと向けて邁進します

諸般の事情で、今日は1本のみ。
Lucile Hadzihalilovic監督の"<a href=http://french.imdb.com/title/tt0375233/>INNOCENCE</a>"
女性監督初の、ストックホルム映画祭受賞作品・・・といった触れ込み
本人登場の舞台挨拶。内容についての言及がほぼないような、なんとも脱力系の。
フランス人なのに、英語かよ、とか、でけーなぁ(失礼)・・・とかとか

― 森の中の寄宿舎で過ごす少女たちの日常を描いた作品。
― 日常といっても生活感を極力排除して、過度にならない程度に耽美に描く。
ロリータ・コンプレックスの向きには垂涎のお伽噺のような作品。

このご時世に、こんなチャイポまがいの映画を世に送り出せるのは、
この監督のご人徳あってこそ・・・などと、ボクやあなたにとって夢のような仕上がりになっています
…勿論、そういう観点で作られた作品じゃないです、ええ。

レミングス」が面白いゲームだ、と思えるヒトは、この作品も多分、面白い。以上、感想。

(と)