かみ合わない日常(永遠に暫定)

やってくるこの毎日が、人生だと知っていたら!

暇人の証(2)

でまあ、更に問題がございまして、今年度から、スタンプを押せる時間が
当該施設の開館時間内に限る、とルール変更されたのですね
夏場は、比較的長い時間開館している施設が多いのですが、いかんせん、今はオフシーズン
17時前後にとっとと閉館してしまう施設が多い・・・となると、移動時間の問題が
非常に重くのしかかる・・・

現実を思い知らされるのは、「しらたき」「まるせっぷ」とこなして、紋別方面へと向かっている車内でした
遠い・・・しかも、吹雪
「香りの里たきのうえ」に着く頃には、もうすっかり日も暮れて閉店準備をしているような
ただひたすら、移動だけに費やしたこの日の疲労は、紋別へと戻ったあたりで
どっと噴出すのでした
「宿、どうしよ」

早仕舞いする観光案内所、真っ暗な向こうを見つめ、ガラスに映る自分はもう若くなく
開き直って「紋別流氷まつり」を見に行くものの、あまりの寒さと排他的雰囲気に、すぐに逃げ出して
風呂に入ることにする、「紋別とっかりの湯」
温泉、とは、どこにも銘打っていないネーミングに注目。
沸かし湯だけど、この際どうだっていいです、この疲れを癒せるものが欲しい
同じ棟の中に入ってる、創作料理系居酒屋で、ささやかな喜びを感じようと試みたものの
イタい創作料理って、どうしてこんなに箸が進まないでしょうか・・・しかも、頼もうとするものするもの、
「すいません、今日は全部出ちゃいまして」

あまりにも冷たすぎる風に曝されながら、凍死でもしようかと胸をよぎるものの
それすらままならない疲労したボクは、「あの趣味」を今日も披露することに
そう、ガレージのあるホテルに独り泊まり。

…続く

(と)