かみ合わない日常(永遠に暫定)

やってくるこの毎日が、人生だと知っていたら!

昨日の出来事

ふたりともイライラしていた。
私は残業が続き疲れきっていた。
原因は些細なことだった。
ただ、お互い相手を思いやる余裕はなかった。

気を使い、布団を別の部屋にした。
私はキャロク・キングの歌を聞いていた。
「IT’S TOO LATE」もう、遅いのかしら。
ふらふらと紐を捜し、部屋の物干し竿にくくりつける。
「SO FAR AWAY」この曲が流れている間に死のうと思った。

「自殺マニュアル」を読んでいない私、どうもうまくいかない。

夫が気づき、紐をとられてしまう。
今度は夫が暴れ始める。
電気コードを持ち、短刀をケースからはずし動きまくる。
剥き身の刀をとろうともみあう。
さっきみたら指の皮が薄くきれてた。

彼はケースにいれ外に出ようとする。
私は隙を見てナイフを抜き去るが体を押さえつけられる。
必死だったのでしばらくもみあっていた。
結局とられてしまった。
私に過呼吸が起きてきた。彼は私を寝かせ、水を飲ませると
「10分で戻る」といって出て行った。
帰った後は小難しい屁理屈のようなものをブツブツ言いながら寝た。

私も多めに薬をのみ、今度は「小野リサ」を聞きながら寝た。

     ちゃこ