かみ合わない日常(永遠に暫定)

やってくるこの毎日が、人生だと知っていたら!

忙しい人は此処にいる?

回顧しますに社会人になってからというもの
・・・ボクは、社会人なんでしょうか
社会人って、何なんでしょう
給与所得者であるのは、まあ間違いないんですけど
社会人かどうかは疑わしい

この世界ほど、「会社」という存在が小さい業種もない、
「個々」があって、その延長の会社、といった概念が強く
個を犠牲にして、会社のために働いているという考えの人は、まず皆無
しかし、
会社の存在が小さいのは、決していいことばかりではない
会社組織で働く以上、労働基準法ありての労働であるはずです
一週間に40時間を越えて労働してはならないし、三六協定ナシに残業や休日出勤は出来ないはずなのです

しかし、この業界ほど 理不尽な残業と休出の多い業界は
そして、
その殆どが、ボランティアの上に成り立っている・・・
おかしい、ボクはそう思うのですが
そうではないようで
某N島公園近くに建設中のマンションの、新築現場に
何故か借り出されて
現場終わりが22時過ぎで、帰宅したのが0時を廻る頃でも
残業代は、ラーメン一杯、ですか?
700円やそこいらが 7時間もの超過勤務の対価ですか
ああ、そうですか。甘えですか
まあ、殊勝な人間ではないので 深夜労働によって
「処理すべきことが処理能力を上回っている」
状態を解決すること、そして、それが
「処理すべきことに払われる対価」に含まれるのが常態であることに
不思議な気持ちを抱かざるを得ないのですが

ま、世の中で最もそうした遣り切れなさをかみ締めているのはボク(たち)ではなくて
「現場監督」氏でして。
彼らは、ボクら以上に理不尽な処遇を受けているから、ボクらは彼らの悪口を言って
あるいは被差別意識なのかもしれませんが、それはお互い様でしょう

「おい、ココ 納まらねーぞ」
「えー・・・もう、上いっぱいまであげて打っちゃってよ」
コレを云うために存在している監督くん、22時。

(と)