かみ合わない日常(永遠に暫定)

やってくるこの毎日が、人生だと知っていたら!

そのよん。

まあ・・・「かみあわない日常」ですので、軽々しいコメントはしません。

んんー、もう、記憶の片隅に追いやられ気味ですが書きましょう。
ほとんど衝動的な計画の下に執行されているドライブなので、当然
宿の手配なんてしていないわけで
ウトロの市街地にはヒトがたくさん。
「あー、ダメかも」
一縷の望みを託して(大げさ)観光案内所に駆け込み
「宿・・・ありますか」
「これで最後だったんですよね、よかったですねぇ」

宿の手配をするときに、この言葉を良く聞くのは、ボクの気のせいですか?
などと、穿った考えを捨てて 指定された民宿へ。
「先ほど予約したものですが」
「今日天気いいからねぇ。まだ、誰も来てないんだわ」

「風呂どうする?温泉に入りに行くんなら、沸かさないんだけど」
「はは・・・そうですか。じゃあ、そうしますよ」
北海道的な合理性は、内地のヒトが同じ質問をされたら、あるいはカチンとくるかもな・・・などと
山の上にある温泉まで。キャンプ場も兼ねているので、満員御礼
水の出が悪い、いいお湯でした

「こんなコトくらいで文句を言ってたら、北海道で暮らせないさ」
意味の判らない諦念を抱いて、怪しい回転寿司に。
知床って、アレですか。局地的にインフレになっているんですか?
1皿800円なら、別に回す必要が無いと思うんですが・・・
場末のスナックのチーママみたいな阿婆擦れが、
「決まったら呼んでくれよ」と、やる気がなさそうに

さすがに、悪態つき放題です。
原価なんて怪しいものに、観光地だから、知床だからと、足元を見るような・・
というか、どこまで地物を使っているかも判らんような食いもので
客を食いものにしていては・・・先は長くないぞと小一時間。

ボクはこう答えます。
「知床で、一番旨い食いもの屋はどこか」そう尋ねられたら。
「それは、セイコマ(セイコーマート=コンビニ)で焼きそば弁当でも買うのが安くて確実」と。

隣室は寝る頃になってから酒盛りを始めて、こっちは半狂乱
気持ちを静めるために、夜の知床の海を眺めに行きました
漆黒の闇の向こうに、防波堤がせり出して、その先に灯台の光が燈る
ボクは孤独に、クロール クロール

「ああ、これで 真っ暗です」

…ようやく、一日目終了。二日目編が、あと三回くらい・・・しつこく続きます

(と)