かみ合わない日常(永遠に暫定)

やってくるこの毎日が、人生だと知っていたら!

6th Anniversary

「はぁ」
いつものように、溜息をつく。

柔らかい、雨が降る。
音を立てずに、細かい、さわさわと降る雨。
アオリを下ろして、トラックの荷台に腰掛ける。
止み始めた。山のほうを見ると、雲が切れてきて
海を眺めると、灰色より白っぽい空に、濁った緑色の波が、やや白ばんでる
遠く港のほうを眺めたら、天然ガスの採掘をやっていて
オレンジの炎と、少し奥に見える、色褪せた円筒形のタンク。

佐野元春の曲なんかが、脳内を駆ける。
「今までの 君は間違いじゃない」
そうか・・・そうなのか?
あの時精神科に行っていなかったら・・・
積極的選択肢として、精神科に行ったわけではなかったが、
あの時点で、精神を病んでいるのはわかっていた・・・精神科に行きたかったのだろう

あの時、精神病院に入院していなかったら・・・
確かに、入院するほどの症状ではなかったのかもしれない。
でもね、精神病棟を一度でも体験すれば、人生観は変わります
「ココで一生を送るのも、悪くないな」と

あの時、脳効きなんかやっていなければ・・・
この問いも、無意味な気がする
脳効きをやっていなければ、リタ中にならずに済んだのか?
そうともいえるし、そうとはいえないし。

全てが、必然だったのだろうか?
アレも、コレも、そして、今も。
相変わらず、身体はだるいし、やる気は出ないし、憂鬱だし、氏にたいし。
何の進歩のないけれど、ただ、違うのは。

もう、抗わない。それだけのこと

(と)