かみ合わない日常(永遠に暫定)

やってくるこの毎日が、人生だと知っていたら!

結婚披露2

実家に帰ると、「亡霊」がうようよしていた。
言い換えれば「愛情」とでもいうのかしらん。
母からのたまりにたまった世間話と愚痴が延々と続き、母と祖母の冷たい戦争を
目の当たりにし、父の私に対する過剰な愛情。友達の心からの助言。
これじゃぁ気が狂うよ。

父は私が大好きらしい。
子供なんだから当たり前なんだけど、妹に対するものとは明らかに違うんだな。
私が跡取り娘というのも理由のひとつ。
田舎では跡取りというのはかなり重い理由をもつんだな。
父は、私に話しかけたいんだけど、照れ屋なので話せない。
そのときとった行動は、私がコタツに座っていて、その後ろを父が通った。
父は、こぶしをグーにして、軽く私の頭を垂直に押していった。
ぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!
わかります?このおぞましさ。
私と父は、仲がよく二人で遊びにいくというような関係ではない。
さわられるのもごめんだ。しかも、私は二十歳前後のお嬢さんでもない。
親の面倒見なきゃいけないいい年したおばさんだ。
この行動が滞在中2回あった。
父の、この鬱屈した娘(私だけ)への愛情が本当にうざい。
もう少し自分の妻に愛情を向けてよぉ。

               ちゃこ