かみ合わない日常(永遠に暫定)

やってくるこの毎日が、人生だと知っていたら!

さようなら…

ah 雨が止んだ uh
ah あなたは来ない

この時期は、4時過ぎの陽光が一番いいです。
雨上がりの、一瞬の間隙をついて、投票に。
湿った大気に、太陽光が乱反射して、なんともいえない絶妙な、
でも、まだ4月。

誰も通らない、細く折れ曲がった道を自転車で滑らせ
投票所の、小学校は旧校舎も取り壊されて
目を合わせずに、投票用紙を受け取ると
空白を埋めることが出来ずに

暫く、自転車を走らせて
何もない街を、光の方向へ吸い寄せられていくと
行き止まりの海へと 辿り着く
海がボクと死んでも いいヨって鳴いてます

さようなら…

(と)