かみ合わない日常(永遠に暫定)

やってくるこの毎日が、人生だと知っていたら!

おいそぎください

私は「亡霊」をみた。
といっても、オカルトの話じゃない。
田舎の友人からメールがきた。
別に変なメールではない。私の近況を心配してのメールだ。
わたしは、何故か複雑な感情を持ったのだ。どんな風にも説明できない。
内容は、「地元で(友人を交えての)披露宴はやらないのか?」と、
私の友達の店に、知らないで通っていたこの友人が、はずみで私という共通の友人が
いるのを知ったわけだが、「○○のお店の人も心配していたよ。」
本当に何の変哲もない文章だ。
幼馴染の友人に電話してみた。
最初は私が何故複雑かわからないようだった。
幼馴染は、この前出席した地元田舎の結婚式で不快な思いをしていた。
そのグチと私の思いは近そうだった。
幼馴染は言った。
「それ、山形の亡霊だね」
実体のないもの、それらが「〜〜すらんなね〜」(〜しなければならないの意味)
と私に訴えかける。

来月、私は彼を連れ、地元で親戚だけの披露宴をする。
親戚から、「披露宴すらんなね〜」の声もあった。
段々豪華になる披露宴。
カラオケの機械いれるのはやめてと、私は2回お願いした。
それでもいれられちゃうのかしらん。

              ちゃこ