かみ合わない日常(永遠に暫定)

やってくるこの毎日が、人生だと知っていたら!

沈む

こんなに青すぎる空の下で
もう、長くはない僕は
痛むカラダを引きずりながら
独り言を呟く。

「もう、厭になった・・・」

何がボクを、こんなに焦燥に駆り立てるのだろう。
たぶんあと数日すれば、深く、うんざりするほどの絶望がボクの脳髄を満たす。
溶け行く思考に、眠りばかりを欲するようになってしまった。
いつも、同じ夢ばかり見る。
そして、ボクの、左の肺の中は水で一杯だ。

もうすぐ、真っ赤な薔薇が咲くはずです

(と)