かみ合わない日常(永遠に暫定)

やってくるこの毎日が、人生だと知っていたら!

批評する、ということ

創作するコト。
ま、誰でも出来ますよね。
批評の場に出すこと。
自己満足の循環から抜け出る、きっかけ。
批評されるということ。
自分にとって都合の悪いコトにも、耳を傾けられる強さが生まれる。

批評するということ。
コレは、難しい。批判なら、簡単に出来るんだけど。
自分が、写真やってたときに。
早い時期から、大きい賞に入っちゃったもんだから、勘違いしちゃって。
晩年・・・って、高3の大会の時、掠りもしない自分の作品を棚に上げ。
最優秀賞を獲った、1年生の写真を扱下ろしている、さもしい姿に。
見苦しきは、努力を放棄したあんたですよ。

丁度、ボクの顧問の先生が、出品作品の寸評付け係を毎年やってまして。
初対面の作品に、しかも、素人の、「痛い」作品にも。
2時間で100枚に。つまり、1枚、1分程度で。
これ・・・面と向かってけなすわけにもいかず。

ex)ただのスナップ・・・「学校生活の楽しさが伝わってきますね」
ペットを撮った、「だけ」・・・「被写体との親密さが感じられます」
ありがち風景・・・「大雪山ですか…いいですね(何が?)」

とにかく、まず、無理矢理にでもいいところを褒める。
それから、注文をつける。けなすのではなく、変えた方がいい箇所を指摘する。
出来そうで、中々出来ない技法。砂金掬いの様な根気さがないと。

…と、ゴミ作品にマトモな寸評を貰って浮き足立っている、昔の自分が・・・今もそう。変わんないわ。

(と)