かみ合わない日常(永遠に暫定)

やってくるこの毎日が、人生だと知っていたら!

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オフ会の感想を書こうと思っていたのに、
それよりももっと、私の人生の中で大きなイベントが起こりつつあり、
それが私の心を不安にさせます。
(いや、オフ会はとても楽しかったですよ(^^)北海道また行きたいです)

昨日、北海道から帰ってから、母の入院する病院へ。
相変わらず食事もできず、水すら飲めない状態らしい。
「今日、先生から病気の説明があるの。あんたもいてくれるよね」
私は夜に食事に行く約束をしていたため、
事前に先生に話を聞こうとしたが、あいにく先生は会議中で話はできず。

夜、父と弟から電話。
「おかあさん、がんが再発したんだって。今度は長くなるかもしれない」と父。

その後、
「親父の言うこと、洒落ではすまない冗談を言うから信用できない。
原因がわからないと言ってるから、俺も直接先生から話を聞きたい。
だから明日、一緒に病院に行こう」と弟。

いつのまに、こんなにしっかりした子になっていたんだろう。私の弟は。

今日、お昼に弟と病院で待ち合わせて、主治医の先生と婦長さんからお話を聞いた。

<b>もう、助からない</b>んだって。おかあさん。

2週間くらい食事してないから体力も落ちてるし、
抗がん剤が効かなければ、年内持たないかも。
いや、いっそだめなら早く決着がついたほうがましかも、とさえ思えてくる。
私がこんな気持ちじゃいけないのだけれど。

「おとうさんが本当に理解できていないのであれば、何度でも説明しますよ」と先生。
父にはもう、現実を把握できる能力すらなくなっているのかも知れない。
そう思った。

話の後、弟と2人で母の病室へ。
弟は、自分が見舞いに行くと母が気を使うからといって、途中で帰ったけど。
母は嬉しいんだと思うし、弟は優しくなったなと思う。

母は、
「おとうさんは私のことをぜんぜん心配してくれない。冷たい人だ」
と何度も言う。

私は後味の悪いまま、会社へ向かった。

後編へ続きます。