かみ合わない日常(永遠に暫定)

やってくるこの毎日が、人生だと知っていたら!

Born again

実家が厭になったので、こっちに戻ってきたのですが。
帰ってきたら、新人さんがいるの。ひねくれた。
私も疲れてたので、結構きつい口調で物言いしていたかもしれない。
彼は。
「先輩の助言として、受け止めておきますよ」
と、全然受け止めていないような口調で。

まあ、私も半年前はそんなヤツだったのかも。今もですけどね(苦笑)
自分を、他人を、社会を否認しているヒトは、どこまでも卑屈で、屈折して、すぐ死にたがる。
鬱のヒトが、
「世間様に申し訳ないから死ぬ」
とは訳が違う。
「面倒くさいから」
それだけ。否認の究極は、自己の存在の否認なのだから。

面倒くさい。今がよければそれでいい。厭なことから逃げたい。
求めて、求めて、求めて。
得たものなんて、何もない。残ったのは、「周りに掛けた迷惑の記憶」だけ。
これすら、認めようとしない。
誰にも迷惑なんて掛けてないんだ。むしろ、俺の方がおまえにしてやっていただろう?
歪んでる。どこまでも歪んでる。

「生まれ変われるんだ。もう一度、オギャー、と」
さっき、「プラトニックセックス」を見てて、佐野史郎のこの言葉に痺れた。
今まで犯してきた罪を償うのが、罰、か。

(と)