かみ合わない日常(永遠に暫定)

やってくるこの毎日が、人生だと知っていたら!

ひとりでできた

そして、今日も残業。
体調悪そうな相方は、
「悪い、俺先に帰るからさ。後の機械操作、頼むわ」
「は?」

ネタじゃありません。こんなシロウト同然の人が、いくら夜とはいえ中央操作室を一人で預かって。
「いいのかい、俺なんかで」
「ま、何も無いと思うから。コレをこうして操作しとけばいいから。余計なことしなきゃ、何も起きないし」
「…分かった。お大事に」

ファンの音だけが妙に響く、がらんとした部屋でひとり。
内線が鳴ります。大した内容の電話は来ないけど、フォローしてくれる人がいないのは心細い。
「はぁ」
ため息を一つ。
咳払いをしてもひとり。
落ち着かないので、メータとグラフィック表示を繰り返し見て。

・・・中略

多少のミスはあったけど、ひとりでラストまで見届けるコトが出来た
変わりたい私、鏡に映そう

(と)