週末になるたびに、規則正しく集まる愉快な仲間たち
どこに行くか見定められず
いつまで経っても、意見が一致することはなく
そう、こんなにもまとまりがないのに、互いを結び付けているものは
「労働を嫌悪すること」
に、ありき。
「メンドクセーんだよ、働くのって」
軽く昨日の熱りを内包しつつ、ボクはプレッソ号のハンドルを操ります
今時の中学生でも持ち得ないようなグダグダした告白(出来なかった)話を
ボクは何かとリンクさせようとしながら、耳を傾けます
日高路へ。目的は何もない
いつでも野外バーベキューが出来るように、コンロは持ち合わせているのですが
プレッソがなんちゃって、であるように、ボクらの装備もなんちゃって
ランクルやなんかがずらり並ぶ浜辺のキャンプ地に、プレッソから降りることも出来ずに退却です
そして今週も、あの児童公園で宴を催すのです
宿営の為のそれではなく、股間にテントの妄想話は暴走トーク。
(と)