かみ合わない日常(永遠に暫定)

やってくるこの毎日が、人生だと知っていたら!

prologue

さて、新年度です
新入社員は、当然のことながら初日に現場に来る筈も無く
本日より導入された交代勤務によって、朝のミーティングも成立せず、

「いるのは誰だ」
偉いヒトがそう問うても、
「えーと・・・課長と、僕らだけです」
「3人じゃ、ミーティングにならんな」

教育係の年下の先輩は、新卒の教育のために別のシフトに組み込まれているので、
新人2人に現場を任されるという、色んな意味でスゴイ事態に
「俺ら、どうすんのよ」
「さあ・・・どうにもならんでしょ」
しかも、新勤務体制についての詳細が周知されること無く勤務がスタートしたお陰で
現場は忽ち大混乱

「俺らって、何時に帰れるの?」
「さぁ」

…とはいっても、一日中現場を走り回っているかといえばそうでもなく、
計器操作担当のおばちゃんがいる詰所で、研修と称して長いこと座ってだべって。

「幾つになるの」
「…27、かな」
「結婚してるの?」
「独身ですが」
「彼女はいるの」
「残念ながら」
「ウチの息子は23になるけどね、おっぱいの大きい彼女と同棲(ry」

世間話の定番の話題は、もう麻痺してしまった自分には何の琴線にも触れず
こうして、ボクは日々、支部長化が進行しているのだな・・・と、
リビドーの潰える日はもうすぐソコに来ていることを実感しました

あまりに終業時間が早くなってしまったので(午後4時)ついついパチンコ屋に
「肩momi娘隊」で、2000円で確変引かずに時短引き戻しのみで4連チャン、とか
そんな液晶画面をボンヤリと眺め、キャバクラ嬢みたいな彼女たちの演出を見ていても
ボクの「ヤル気」が満ち満ちることは無く、時短抜けで即交換。2万円プラス、みたいな。

(と)