かみ合わない日常(永遠に暫定)

やってくるこの毎日が、人生だと知っていたら!

モラトリアム

しやくそから、おてまみ届く。
「あぁ、また税金払え・・・か」
溜息をつきながら封を切ると。

市長から。
「過日応募のあった『おまいら若者にダータで免許取らせてやるぜ講習』について、書類選考の結果合格しましたので謹んでお伝えします」
みたいな内容。

どうやら、国の失業者対策で、「若者に資格を取らせて、就職させてやれ」
と、予算が出たらしく。
移動式クレーン
玉掛
・高所作業車
フォークリフト
と、自力で取ったら10数万はするであろう資格を、税金使って取らせてもらえる、ありがたい講習。

(タダで資格が取れるんなら応募しとこ。どうせ、応募者多数で不合格だろうし。)
といった安易な動機で、願書出してあったっけ。
願書締め切り後に新聞記事に載ってて、
「定員20名のところ、24名の応募」
―昔、高校の推薦入試のときも同じ定員で同じ志願者数だったな―
などと、どうせタダだから、落ちたら本格的に馬券師稼業やね・・・と、
ヘラヘラとレース検討しているところに舞い込んだ通知。

とりあえず、あと1ヶ月ちょっとは、仕事しなくても「あのヒト」に糾弾されずに済みそうです。。。

(と)