かみ合わない日常(永遠に暫定)

やってくるこの毎日が、人生だと知っていたら!

いつまでも終わらないよな、夏休みみたいな

夏休みに宿題がいっぱい出て
だらだらとだけど、着実に課題をこなしていたのに
学校に呼び出しを喰らい、「この解き方ではダメだ、センセイの云う方法で遣りたまえ」
(えー、この方法で解けるのに)渋々、その方法で解きなおして…いる最中に
また呼び出しを受けます、「それと、この課題が追加ね」
最初に出された課題を解くだけで、夏休みいっぱい掛かるだけの量があるのにさ、
怒涛の如く、変更と追加の挙句、2学期が始まる日は一緒、なんですよ。
もうね、アホかと。馬鹿かと。

ボク(ら)は、最初、余裕をかましていました。
「どーせ、こんな宿題、期限内に終わるはずない」と。
8月30日になっても、その調子です。一日に能力的に解ける量はこなしましたよ
そして、8月31日。
当然、解かなければならない宿題はまだ山のようにあり、
明日からは2学期で、遣っ付けで、テキトーな答えを書いて出すことも許されない
寧ろ、誤答は認められないのです。ちょっとの計算(過程)ミスもあざとく見つけて
(答えがあっていても)やり直させるセンセー
僕らは途方に暮れていました、こんな日に、夏休みの最終日にボクの親は
「ちょっとお遣いに行ってきてくれない?4件くらいあるんだけど」

絶句しました、お遣いが終わったのが、午後8時です
フツーなら、こんな時間から勉強をしようという気にはならないのに
「明日から2学期でしょ、勉強しなさい」と、身勝手な親は言うのです。
死のうかと思いました、あるいは、学校に火をつけたら、2学期は始まらないかな、とか
馬鹿なことを考えました。

結局、2学期は9月1日から通常通りみたいで
ボク(ら)は、宿題が終わらなかった言い訳を、センセーのせいにしようと画策しました

(と)