かみ合わない日常(永遠に暫定)

やってくるこの毎日が、人生だと知っていたら!

ひとりじゃないって。

火曜日。
20年来の友人が、郷里に束の間の帰宅の報を受け
呑む。とりあえず、呑む。
二日酔いなら、次の日休んでもいいな、くらいの勢いで。

運良く、次の日が休みになり
同じ市内にいるのに、彼が帰ってこないと全く会うこともない親友
それを、親友というのか、って?
女子中学生みたいなことを云わないでくださいよ。

ボクも彼も、ヒト嫌いで
休みの日は寝ていたいし
この前逢ったときは、パチプロをしていた彼が
今は、過酷でおなじみの某期間工をしている、と

「別に、更正するつもりはないんだけどさ
アレ、ですよ。
とりあえず、失業保険を貰うために半年働いて
後の半年、寝て暮らそうかな、って」

…ボクは、失業保険が出ても寝て暮らせるほどの支給額ではないので
今年は寝ていられません。
しかし、寝ること以上に世の中に価値のあるコトなんて、多分
いや、全くありません

日曜日、僕たちは撮影小旅行 「ゴーゴー夕張ツアー」を敢行しました
マチはファンタスティック映画祭一色で。
来月です、雪まつりなんかに来るよりよっぽど意義深いかと思いますので
ちゃんさんも来てね♪ とか云ってみるテスト
ボクたちは、癌治癒祈願でおなじみ?(というかしらなかったが)
夕張石切神社に参拝して
あなたとあなたの分も、祈ってきた・・・つもりです。

ユーパロの湯で身を清めて、僕たちは彼を送り出すために新千歳へと向かいました
助手席の彼はアンニュイな表情で外の雪景色を眺め、後部座席の彼は
僕の貸してあげた哲学書を読み
ラジオからは競馬中継が流れるのでした

(と)