かみ合わない日常(永遠に暫定)

やってくるこの毎日が、人生だと知っていたら!

貴賎

また、つまらないことを。いつも、つまらない事しか書いてないですけどね。

「職業に貴賎なし」って、ホントですかね?
明らかに、被差別の対象になる職業は、やはりあるような気がして。
・・・書けないですが。
でも、皆さんの表象の中にだって、「あんな仕事はやりたくねぇな」というのはあるでしょ。

今自分の仕事を訊かれて。
ex.「外資系の広告代理店で進行を担当」
とか、即答できれば。
というか、自分が職業分類的に何の仕事になるのか不明です。
例えば、ブルーカラーが被差別の対象になるとしたら。
その中にも、ヒエラルキーがあるような気がして。

職方同士が、お互いの名前を知らない場合は、何を担当しているかが代名詞になるわけで。
ex.大工さん、電気屋さん、クロス屋さん・・・
でも、私の場合は
<b>兄ちゃん</b>
でしかなく。ということは、職業、「兄ちゃん」ですか。

うーん。
この寒空に、アウトドアで仕事していると、たまに目が会う通行人の視線は
「兄ちゃん、若いのに・・・可哀想に」
という、憐憫を帯びた。
もう慣れましたが。謂れがない訳ではない、「・・・」の部分に、そのヒトの抱く差別心が凝集されているわけで。

今、飲み屋街で仕事しているんですけど。
そういった場所で働く女性(だけじゃないですが)にも、何らかの感情込みで語られる事も多く。
特に、特殊飲食店(笑)に勤務する女性の方は、百万回くらい
「何で、(こんなところで)働いてるの?」
と訊かれる、と。
(こんなところ)に来ているお前はどうなのよ?と、余計な詮索は嫌われる素です。

特殊飲食店に、被差別的労働者が多く通うのは、そんなロジックが働くからかもしれませんね。
相憐れむ。そして、今日も路地裏の恋が花開く。

(と)