かみ合わない日常(永遠に暫定)

やってくるこの毎日が、人生だと知っていたら!

或る会話

「この前、東京に行って来たんだけどさ」
「へえ、何しに?」
「ライブ…見てきた」
「誰の?」(興味津々)
「えっとね…大塚…利恵って云ってもわからんか」
困惑混じりに)「んー。どんな曲歌ってんの?」
「ポポロ…ポポロクロイスって知ってる?」
「ああ、プレステの?」
「その…アニメがあったんだけど、知らんかぁ。『夏気球』っていうんだけどさ」
(無言で首を横に振る)
「じゃあさ、INAXの『かべ美人』の…」
(こうして、次第にドツボにはまっていく)

「オフ会…あのね、昔、ホームページの管理人やっててさ。その集まりなんだけど」
「意味わかんないです。つまり、どうゆうコト?」
「アレだよ、脳効きっていうね、現代文学のサークルを、インターネットでやってたんだよ」
「へえ、頭いいんだね(お愛想口調で)…さて、脱いじゃおっか」

(と)