かみ合わない日常(永遠に暫定)

やってくるこの毎日が、人生だと知っていたら!

疲れてんなら、やめれば?

三角の目をした羽ある天使が、そう囁いています。
正気を保つのが精一杯。狂気の淵はスグそこです。
朝起きて、全身鉛のように重く、いつも以上に覇気の無い表情で。
そうです。魔のシーズンなんです。丁度6年前の今日。

ああ、6年も経ちましたか。
出口の無い扉、あるいは、ウスバカゲロウの巣のような。
精神科初診から、もうそれほどの歳月が経ってしまったのです。
それ選択が正しかったのかどうかは、今となっては分かりませんけど。
あの時、あの選択をしないで、今こうして生きていられたかどうか。
果たして、生きるという選択が正しいかどうかすらもよく分かりませんけどね。

見えてたものも消えかけて
感じたものも消えかけて
いっそ遠くへにげたくなる
(c)橘いずみ「君なら大丈夫だよ」

予定より仕事が早く終わり、でも、現場に顔を出す気力も無いので時間消化をする(要はサボリ。でも、超過勤務時間ですけどね)
埠頭からまっすぐ前を見上げると、最初に勤めていた会社の、そう、発病のトリガとなったあの場所が。
思わず、笑ってしまいました。ああ、俺がいなくても動いているや・・・と。

埠頭を渡る風は肌に冷たく、思考は水面を漂いながら。
対岸で弾けました。ぱちん。

(と)