かみ合わない日常(永遠に暫定)

やってくるこの毎日が、人生だと知っていたら!

バレンタインデーに美少女と卓球

いい加減、バカンスも飽きてきましたね。。。
予算が潤沢にあるのなら、今頃南の島で(それが無理なら、道後温泉で)のんびり、まったり・・・なんですけどね。
現実はシビアなの。
今日は母親の付き添いで病院(精神科)に。

まあ、捨てる神あれば拾う神ありですよ。
そう、あの美少女(16歳)が。
無言で差し出す、小さな箱。
そこに愛がないことは判っていても・・・どきどき。

「また・・・やっちゃったんだね」
ボクなんかに、掛けられる言葉はなくて。
一人俯き、本を読む。彼女は、談笑を。
ヘーゲルの項に差し掛かったあたりで。
「お兄さん・・・卓球しませんか?」
「・・・ん。いいよ」

いつもより、長く感じる廊下を二人歩きながら。
「背・・・高いんですね」
「まあ、ね」
「卓球、上手いんですか?」
「最近やってないからねえ」
退廃的な病棟に、可憐な花が咲き。
無言で。久しぶりだし、そもそもそんなに上手くないし。
ラリーもあんまり続かなくて。こぼれ球をけなげに拾いに行く少女。
非言語的コミュニケーションの中から。痛みを忘れられる何かを。40分ほど。
「疲れませんか?」
「そうだね・・・そろそろやめよっか」

痛いんだろうね。痛いから、痛みを忘れるために、そう。人生が痛いから。
でもね。痛いからやっちゃって、自分の痛みは一時的に消えてもね。痛みは分散して。周りのヒトまで痛くなっちゃうんだよ。
自分だけが痛みに顔を歪めてる時よりも、周りのヒトがキミの痛みでね。顔が歪んでくる。
痛みを痛みで相殺するようなことは、もう・・・(このあたりでキミはもう涙でむせびながら)
ん。大丈夫。大丈夫だから。ね。お兄ちゃんがついてるから。
「んっ・・・うう。ひとりじゃない・・・よね?」
あたりまえじゃないか。もう、キミは独りじゃないさ。
(とりす、美少女を抱きしめながら)

…途中からは妄想です(笑)

(と)