かみ合わない日常(永遠に暫定)

やってくるこの毎日が、人生だと知っていたら!

そう、まさにエアポケット

最近、薬のことを忘れている時間が長くなってきたのに、
ふとした時に、言葉にならないレベルで「あー風邪薬飲んでぐっすり寝たいなあ」
とか思って、ハッと気づいて情けなくなる。
あたしゃ風邪薬も捨てなきゃならんのか?
ちょっとだけブロン液中毒の人の気持ちがわかってしまった。トホホ。

2年前。
弟を警察に保護してもらおうと、何度も警察に通った日々。
弟のいる家には帰れなくて、夜中になって家の近くのビジネスホテルに泊まり、
そのまま会社へ通った日々。
親は弟のいいなり。何があっても泣きながら従うだけ。
自分が携帯から110番へ電話をして、やっと措置入院させてもらった日。
某病院で、先生に言われた言葉。
「あの子はこのままでは生きていけない病気なんです」

それを知っているのは、他の誰でもない、私自身のはずだったのに。
いつの間にか自分もaddictionという、やがて身を滅ぼす病に冒されていたとは。

とりすさんの言うとおり、過去のことは「なかったこと」にはできないと思う。
少なくとも、私は。
弟の薬物依存のおかげで、私が不安神経症になったのだから。

でも、あのときの悲惨な日々を思い出すと、
もうこんなことは繰り返したくないと、自制できる。
皮肉なもんですね。

ペコでした。