かみ合わない日常(永遠に暫定)

やってくるこの毎日が、人生だと知っていたら!

更に続き。

飯を食いながら笑っていいともを眺める。途中で自分の机に戻って毒劇の問題集を
開いて試験勉強。電気科上がりは資格がないのでつらい。よく、管理のセクションから
電験取ったらうちにこい」などど冗談で言われるが、分析屋が好きなのでそのつもりはない。
午後からは比較的暇で、下っ端の義務として、先輩が使ったガラス機器を洗って
純水でお清め。3時のコーヒーブレイクをしていたら、朝云っていたプロジェクトの
サンプルが大量入荷。こりゃ、残業だな...と、諦めムードで先輩の前処理の
手伝い。あがってきた結果の計算を任され、ひたすら電卓を叩き、結果を先輩の
机に置いて、原子吸光と戯れていると、終業のベルが鳴る。主任がやってきて
「みんな、悪いけど残業頼むわ」と云うと、疲れ果てた先輩たちは「はーい」と
力無げに返答。とりすもつられて返事をする。

やれどもやれども、サンプルが次から次へと機器室に運ばれてきて、うんざりする。
プリントアウトしたデータを胸ポケットに入れて、用紙に書き写す。これで、
計算までやっていたら日付が変わってしまうので、翌日回し。煙草を一本吸って
戸締まりと電気と試薬のおおざっぱな確認をして分析室の建屋を後にする。
仕事に後に入る風呂は最高だ。仕事はきついけどやはり楽しい。帰りのバスが
無いので、先輩に送ってもらい家に着いたら9時を回っていた。

明日は計算と定常業務の続きか。また、プロジェクトのサンプルもどっさり入るんだろうな…
等と考えながら一日が終わる。

ははは。妄想は楽しいや。あのまま仕事を続けてたら、こんな感じだったんだろうな。