かみ合わない日常(永遠に暫定)

やってくるこの毎日が、人生だと知っていたら!

あの日

朝。8時半。
今週の遅番の一人が休み、というコトで、代役での通し勤務を命じられ
ま、別に予定があるわけじゃなし、ここ2週土曜日休んでいますからね
事務所なんて、半数以上居ないような気がする

17時。
残業のために操作室に行きましたところ、そこにはもう、日勤の姿はなく
ボクだけが、まんまと「嵌められた」のは明らかで
ほとんどグッタリしているだけで、残業代を稼げるんだからオイシイとも云えますが
とはいえ、こんな日に、こんな場所で、椅子を二つ並べて丸まって寝ている
職場にて。

22時。
操業終了です、同僚は、先を争うように帰ってしまいましたが
ボクは、未消灯の建屋に気付いてしまい、ついでに警備員にも呼び止められたから
消しに行きます、こんな時間に。

23時、天然温泉に寄ったりして、帰宅したら24時前。
今から出かけます、約束の場所へ。
そう、「あの日」とは、「この日」なのです(11日の日記参照)

24時半、ドアを開けます、この場所には似つかわしくない嬌声が
ボックス席に陣取るのは、今風の若者たちによるクリスマスパーティ(風合コン)
苦々しくも、微笑みすら浮かべながら。
振舞われたケーキは、当然の如く自家製。
ティラミスのマスカルポーネが、おいしいのなんの。
酸味の強いスパークリングワインで乾杯して。
2時前には、いつものようにボク一人です
いつものあのコと取り留めの無い話を閉店まで

…もう、4時ですが
ラストまで居続けた特典、今回はなんとマスターの運転で送り付き。
美味しいお酒と、心地よい場所と。厭な記憶は、消してしまって。

(と)