かみ合わない日常(永遠に暫定)

やってくるこの毎日が、人生だと知っていたら!

不労所得の再分配について

そしてボクは、「肩momi娘隊」で大勝利したカネを握り締めて、
殺伐ドライブへと出かけました
新川ICで降りて、下手稲通を前田のほうに走っていると、
小樽ではなく、石狩の方がボクを呼んでいるのです
そう、因縁の地、flower riverが(イミフメイ)
石狩の、そこはかとなき寂寥とした街並を流していると、下見対象の回転寿司屋が
プチバブルのボクは、昼から優雅なランチと。

噂どおり、ホスピタリティは抜群です
肝心の美味いかどうか・・・多分、及第点以上だとは思うのですが
ボクの魂を揺さぶるほどの感動ではなかったのかも
もう少し、下見対象を広げた方がいいのかもしれませんね
ただ、腹いっぱいになるまで喰って、2150円はお得だったかな

雪のような雨のような、不安定な春の空を恨めしく感じながら、
ボクの迷える旅路は、オロロンラインへと
ただ冷たい日本海と、残雪残る切り立った灰色のうねった道が
時折見え隠れする日差しに、僕の行くべき道を照らす

例によって日帰りですので、ドコで折り返すか、浜益のあたりで。
451号の曲がりくねった道を行く、二度と戻れないくすぐりあって転げた日
…きっと、想像した以上に騒がしい未来が僕を待っていることでしょう

そう、未来はすぐにやってきます
275号から、北竜の温泉(1月9日の日記参照)へと向かい、相変わらずのいい温泉を堪能して
露天風呂で話しかけられた爺さんに、
「帰り道遠いんだから、気をつけて帰りなよ」
静かに頷くボクは、ハンドルを握り締め、275号を南下・・・何を思ったか、
妹背牛方面の道道に折れました
多分、<a href=http://map.yahoo.co.jp/pl?nl=43.43.38.766&el=141.55.0.086&la=1&sc=4&CE.x=337&CE.y=294>この辺</a>です。

大変見通しのいい直線道路で、ボクは北海道の道路での標準的巡航速度で走行していました
「ん?」
雪山の中に、斜めに突き刺さるようにして待ち構えていた奴ら。
ボクは、反射的にブレーキを踏むも目が合い、ニヤニヤしながら奴らは
おもむろに、本線上に赤い悪魔と化して登場。
まだ事態が飲み込めていないボクは、更に後ろからパッシング攻撃をされて潔く停まり。

「んー、ちょーっと、スピード出すぎてたみたいなんだけど。後ろで、話、聞かせてくれる」
「はぁ」
「まぁ、そんなに滅茶苦茶出てたっけワケじゃないんだけどね。17Kmだったから」
「そうですか」

12000円、不労所得はこうして再分配されましたとさ

(と)