かみ合わない日常(永遠に暫定)

やってくるこの毎日が、人生だと知っていたら!

東京(逢いたくて仕方ないの)

ええと、続き。

回る回る、酔いと緑の電車。
品川で支部長の窶れた背中を車窓に見ると、下品なネオンが集う方向へ、電車は回る。
岩見沢駅前のような、草臥れた商店街を抜けると、退廃の闇の中へ。

サーモンはどこで捕れるのだろう、というような話題。
セイシの街ですので。確率は半分ですよ。
どうして生きていいのか、分からぬ二人が畳の上に寝そべり・・・
14時間。夢から醒めても、また夢の中に陥る。

大塚へと誘う、煽動新聞を読みつつ、広がる退廃の世界に。
薄笑いを浮かべ、めぞん一刻を眺めるのです。
全ての幻想が、幻想であるうちに、ボクは宵闇に消え行くのであります。

…すいません、まだ完結しません。ホントに、もうちょっとだけ。

(と)