かみ合わない日常(永遠に暫定)

やってくるこの毎日が、人生だと知っていたら!

なぜか上海

給料日、袋から出して、金勘定をしていたら。
社長から電話。
「上海で仕事だ」
は・・・?
「交通費は、今日の給料から立て替えといてくれ」
はあ・・・ていうか、私、パスポート持ってないんですけど。

いつもより大目の給料を手に、ボクは何故かソープに電話を入れる。
豪華なリムジンが、鶯谷の駅前までお出迎え。
着いた先は、中華風の建物。もしかして、仕事先は・・・ココ?
落ち着かずに、備え付けの煙草を燻らせながら待っていると、
やたらに巨漢の、30は過ぎているであろう「おねーさん」が登場。

おねーさんは、何故かボクのパスポートと、「るるぶ」を持っている。
「今から、上海行くんでしょ?」
「でも・・・なんで?」
おねーさんはボクの唇を強引に奪うと、ボクの脳内に上海的思考を注入してきた。

(と)